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福士蒼汰氏を応援するブログ。かと思いきや、妄想が止まらない時の吐き出し口として利用する場合もございます……いや、むしろその時の方が大半か……こんなブログですが、ゆるーく見守っていただけると幸いです。

『せか猫』原作本を読む……の巻。

小説 映画「世界から猫が消えたなら」
先日、試写会で観た
『世界から猫が消えたなら』

この原作本を読みました。


私は映画の方が好きです。
↑聞かれてもいないのにズバっと言い過ぎ


映画の『せか猫』とは、
設定がいくつか違います。

細かいところもありますが、
大きく違うのはこれらです。


①全体的なストーリーの流れ

映画では、あっちいってこっちいって
ハチャメチャな順番です。

元カノ、友人との思い出、
家族との思い出、
お別れ挨拶シーン、

ざっくりとこんな感じで、
原作本の順番をバラして
うまくまとめられているのが
映画『せか猫』です。

これが素晴らしかったんです。

脚本家さんの腕の素晴らしさが
観ているだけでわかります。

原作本では、淡々と
1日1日描かれています。

小説であっちこっちシーンが飛ぶと
わけがわからなくなってしまいがちなので、
仕方のないことなんでしょうけども……

映画があまりにも良かったためか、
原作は盛り上がりに欠ける……?
↑あくまで私基準です。


②物が消えても、記憶は失わない

映画では、物が消えると
それに関わる記憶も消去されます。

この設定の効果はものすごくて、
「無駄な物なんて何ひとつないんだ」
と強烈に思わせてくれたり、

物と人、人と人との繋がり……等々
「世界は愛で溢れてた」という
この映画のキャッチコピーが
ズドーンと伝わってきます。

ところが原作本には、
この設定はありません。

原作本での設定は、
ドラえもんの秘密道具である
石ころぼうし」に例えられています。

この帽子をかぶると、
道ばたの石ころのような存在になれる……

つまりは、
「物は存在するが、その物自体を気にされなくなり、徐々にその存在も消えていく」
という設定のようです。(原作文庫本51~53ページ)


③キャベツが喋る

映画にも猫ちゃんが出てきますが、
原作本ではその猫ちゃんが喋るシーン
(正確にはキャベツが喋るシーン)
がないのです。

原作本では、母が時代劇にハマり、
キャベツを膝に乗せて
観ていた設定になっており、

その時代劇から日本語を学んだキャベツの
可愛らしい時代劇風なお喋りが見られます。(原作文庫本131ページ)



実は、私が原作本をどうしても
読みたかったのには理由があって、

「映画に出てくるあの懐中時計は一体何なのだ?」

を解決したかったからなのですが、

原作本には、ちゃんと
その解答がありました。

原作本では、
『アンティークの部品で組み上げてくれた腕時計』
となっていますが、

あの時計、実は父が初めて
母に贈ったものなのだそうです。
(原作文庫本173ページ)

だからこそ、父は
お見舞いに行く間も惜しんで
その時計を直したかった。

それが父なりの、
母への愛情表現だったのだと、
僕は母が亡くなる直前に知ったのだと……。


なるほど。

映画にもその設定があったのかな……?

私が見逃しているだけかもしれません。


また、悪魔のキャラ設定も違います。

原作本だと、たけるんじゃなくて
神木くんかな?という印象です。

話し方とか特に……

まぁ、私の勝手なイメージなんですけども……


ちなみにこの映画の
監督は永井聡さん。

映画『ジャッジ!』で、
長編映画監督 デビュー
されたそうです。

好き♡好き!!笑

CM『グリーンダカラちゃん』も
この監督が撮影されているのだとか。

ひょえー!!!


脚本は岡田惠和さん。

映画『いま、会いゆきます。』の脚本を
手掛けられた方だそうです。

好き!好き!!

でも何だろ……

中村獅童さんと竹内結子さんの件があってから、
観れてません!

ひょえー!!!


音楽は小林武史氏。

コバタケはもう、
解説いらないくらい
有名ですよね~。。。

好き♡好き!!笑


原作者の川村元気さんは、
映画『電車男』、『告白』などの
映画プロデューサーさんなのですよ!

ひょえー!!!

だーいぶクセが強い映画ではありますが、
嫌いじゃないよ(ΦωΦ)ニヤリ



最後に、この原作本の中で
私がこれから生きていく上で
大事にしたいなと思った言葉を
紹介したいと思います。

『人間は何も失わずに、何かを得ようとする。でもそれは奪う行為に他ならない。だれかが得ているそのときに、だれかが失っている。だれかの幸せは、だれかの不幸の上に成り立っているのだ。』(原作文庫本45ページ)


『もし自分の人生が映画なのだとしたら。僕はエンドロールのあとも、その人のなかに残る映画でありたい。たとえ地味な映画だとしても、その映画に人生を救われ、励まされた人がいて欲しい。』(原作文庫本114ページ)


『僕が消したかもしれないものたち。それらが消えても世界は変わらないかもしれない。でもどれもがこの世界を支えている。』(原作文庫本208ページ)


『せか猫』は、とても深い、
なんとも哲学的な作品です。

良さは一言で語り尽くせませんが、
映画も原作も両方みた後、
見えてくるものがあります。


とにかく。

アマ〇ンの評価とか、
酷評なのが納得いかないわ!
↑そういうの気にしちゃうタチなのです(笑)

一言一言の言葉に重みがあり、
ふと読み返したくなる作品です。


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次は、映画『せか猫』キャベツの物語
『世界からボクが消えたなら』
これを読んでみます☆