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福士蒼汰氏を応援するブログ。かと思いきや、妄想が止まらない時の吐き出し口として利用する場合もございます……いや、むしろその時の方が大半か……こんなブログですが、ゆるーく見守っていただけると幸いです。

高収入じゃなきゃ成績は上げられないのか?

子どもが入学する少し前から、

Googleアプリを起動させて

自分の興味のある分野に関する

ニュース記事を読むのが

毎朝の日課となっている。

 

今朝も、いつものように

記事たちをザーッとスクロールしていたら、

ギョッとするタイトルを見かけたので

思わずポチッと……

 

http://toyokeizai.net/articles/-/179582?display=b

 

この記事なんだが……

 

名門私立中学・高校に通う子どもの通塾状況や、

全国小学生の世帯収入別学外活動費を

調査した結果なのだそう……

 

って、あんた……

 

どこと何を比較しちゃってんの……?

 

なんてことしちゃってんの……?

 

だって、そりゃそーでしょ。

 

灘よ!

 

あの灘よ!!

 

灘に通ってるお子さんと

そのご家庭に失礼だろ!!!←

 

このデータを読み取る時、

まず灘高校がどれだけのハイレベル校なのか

把握する必要がある。

 

「そんなのキョーミねぇわ」

「金持ちはいーよな」

 

1ページ目を読んでそう思った親御さんは、

序盤で読むのを切り上げてほしい。

 

まず、この記事によると、

灘高校に通うお子さんのうち

80%強は灘中学から進級してきた子たちで、

その80%強の子たちは全員

中学受験経験者ということになる。

 

そう、あの全国トップの灘中学だ。

 

そんじょそこらの私立中学(←超失礼やけども)とは

レベルが違いすぎる。

 

 

中学受験というのは、準備に時間や手間、

そして子どもの資質も必要になってくる。

 

ある本によれば、公立小学校で成績優秀だからと

なんの準備もなしに中受対策のテストに臨んでも

まるで点数が取れない。

 

30点取れればいい方なんだそうだ。

 

逆に言うと、

公立小学校では各教科の基本の「き」、

つまりは受験するにあたっての

超根本的なところしか勉強しないので、

できて当たり前。

 

そんな基本的なところなんぞ、

中受では問わないのだ。

 

 

(ちなみに……

 

うちの子も対策講座通ってますが、

学校のテストは毎回満点でも、

塾のは満点なんぞ取れたことがぬぁい……

 

塾の問題、引っかけるのがうまいんすよ……

 

やり直しさせるのに解いてる私も

まんまとだまされることあるから……←

 

んでね、取り扱った問題以外から

じゃんじゃん出るっていう……

 

これまでの知識総動員で解こうぜ!

みたいな……

 

なんていうか、脳トレみたい……

 

ほんとおもしろい……←楽しんでます、我が家。笑)

 

中学受験を控えているご家庭で、

親御さんが各校の受験対策を練れない場合、

塾に頼るしかないということになる。

 

「塾に通わせればOK」と思われているご家庭も

もしかしたらあるかもしれないが、

んなわけない。

 

想像以上に相当狭き門なのだ。

 

また、家庭での受験対策を怠れば、

多くの場合、その多額の資金が

無駄になってしまう結果が待っている。

 

塾にいくら投資しようが、

家庭で勉強を見れない場合、

中学受験を突破できないのである。

 

それだけハイレベルな戦いなのだ。

 

この中学受験、実は

地域によってかなりの温度差がある。

 

私の居住地は、古くからある

「国公立主義」の考えがいまだに強い地域だ。

 

よって、いざ中学受験を検討しても、

公立高校に通うのがよしという傾向にあるため、

「そこまで努力する意味がわからない……」

といった考え方に到達してしまうので、

受験者だけでなく、

入試を課している中学も非常に少ない。

 

(じゃあなんで塾通わせてるの?とか言わないで……

 

理由は簡単……

 

かの○文式よりリーズナブルだったからだ。←高収入じゃなくて悪かったな!!)

 

しかし、関西圏や関東圏は

受験が盛んな地域であるため、

受験者も入試必須校も

私の居住地に比べて非常に多い。

 

「そっか。なら居住地にあわせてでいーんじゃね?」

と思われているあなた。

 

大学受験は検討されていないだろうか?

 

もし、検討しているなら、

いつまでもその考え方でいては

後々非常にまずいことになる。

 

中学、高校は地域性重視でもいいかもしれない。

 

しかし、大学となると、

全国の受験者との戦いに

勝たなければならない。

 

「よっしゃ!学校で一番だ~♪」

なんてところで満足していたら、

痛い目に遭う。

 

学校で何番など、

大学受験では全く通用しないのである。

 

大学受験まで考えてみて、

我が家もハッとしたのだ。

 

高校受験では、

敵が市内や県内の子に限定されることが多いが、

大学受験となると、敵は全国の同級生と上級生。

 

そう。

 

中学受験をしてもしなくても、

どの中学に入ろうが

中学入学は通過点でしかなく、

のらりくらり、なんとなく公立に進んだ子も、

血ヘドを吐きながら頑張ってトップレベルの学校に通う子も、

全員同じ「大学入試」というものを

突破しなければならないのだ。

 

我が家は到達していないが、

すごい親御さんになると、

照準が日本ではなく、世界レベルになる。

 

日本には、これらのいろんなご家庭が

各地に点在しているのだ。

 

そこに私が気付いたのは昨年、

子どもの小学校入学の関係で、

どこの小学校区にしようか悩んだ時である。

 

(遅い……遅すぎるぜ、私……)

 

ふたを開けてみると、

同じ公立小学校でも、

いろんな特色がある。

 

・通っている子どものレベル

・習い事流行度

・通わせている親御さん方の勉強に対する意識

・親御さんの質

 

……等々、

挙げればキリがないくらい、

各校色が違う。

 

地域の学校案内誌で、

中学高校受験結果の出身校別合格者数一覧を見ると、

意識の高低だけでもぼんやり見えてきたりする。

 

結局のところ、

どんな同級生たちと学習することになるのかは

入学してみないとわからないのだが……

 

つまり、何が言いたいのかというと、

子どもの学力は、

単に世帯収入が関係してるのではなく、

親の勉強に対する意識やリサーチ能力、

能力を伸ばすための工夫ができる能力に

かかっているのではないか

ということである。

 

世帯収入だって、

親の意識の高さで変わる。

 

塾に通わせたければ、必然的に

それに見合う収入が得れらるような

仕事をするようになるし、

ものすごい親御さんになると、

4つも5つも仕事を掛け持ちして

学習費用にあてているのだ。

 

また、収入に見合う塾を選んで、

親御さんが手厚くフォローするご家庭もある。

 

単にお金をかけたからと言って、

子どもの学力が高くなるわけではないのだ。

 

灘レベルともなれば、なお、だ。

 

 

そこに相当な親の努力も乗っかっていることは、

中学受験を考えたことのあるご家庭にとって

周知の事実なのである。

 

この記事は、そこがわからないご家庭に、

とんでもない勘違い意識を植え付ける

おっそろしい記事である。

 

仮に、収入で学力に差が出るとしても、

これっぽっちのデータでは

何とも言い切れないはずだ。

 

詳細気になるなら本を買ってくれとでも

言いたいのだろうが、その手には乗らない……

 

じぇったい読まない…… 

 

そんなこんなで、朝から頭が

仕事モードに切り替わらない。

 

どーしてくれる!?

 

アップする前に

誰も突っ込まないのかよーーー

 

アカンで……

 

アカンやつやで、ほんまに……

 

(-_-;)ナイワー