小説「恋するSP 武将系男子の守りかた」が面白すぎるというお話。
表紙イラストからか、買うのにかなり抵抗があった「恋するSP 武将系男子の守りかた」という、誕生日に衝動買いした、今まで読んだことのない系恋愛小説。
そもそもこの本を手に取ったのは、「戦国時代に興味を持たざるを得ない環境下にあり、ついつい気になっちゃった(・・。)ゞ テヘ」……という理由からなのであります。
そーなんです……私が好きなんじゃないんです……実は旦那氏がものすんごい戦国マニアで(私が思うに)……信長の野望とかずーっとやってるような人間でして……( ̄▽ ̄;)
私もかつてチョージョがお腹にいた頃、切迫早産で張り止めを飲み副作用でぶっ倒れておりまして……ウテメリンの副作用って、錠剤でもかなりキツいんす……
そして何より決め手になったのが、昨年ほぼほぼ無理矢理見せられた大河ドラマ「天地人」(しかもケーブルチャンネルの再放送(°Д°)クワッ!!)……これは主人公である直江兼続役を演じたのが妻夫木聡だったから観ました。
これに出てくる武将たちが、この小説にババー('ω')ーン!!と出てくるのであります。
それから、実在した人間または現代の人間が時空を超えちゃう系の作品が結構好きなもので……。
だから「マジか……イケる!読みたい!」と思ったのであります。
何を隠そう、私は学生の頃、戦国時代が大大大嫌いでした。
ちょんまげ時代のことなんか、「なにが本当かわからぬ!片腹痛いわ!」と本気で思っていました。
でも、今は違います。
旦那氏に教えてもらう戦国時代って、面白いんですよね~。
裏話(……でもないのですが、戦国時代については学校で詳しく習わないことが多く、あれは本当に面白くないと旦那氏も言っております)とか、武将同士の繋がりとか戦略とか恋愛とか、なかなか面白いなーと。
前置きが長くなってしまいましたが、この作品には
・織田信長(23)……またの名「うつけ」。
この3人が、この推定年齢の時に、春日山城、躑躅ヶ崎館、清洲城、それぞれ城ごと現代にタイムスリップしてきます……よりにもよって「稲生の戦い」が起きる2週間前に(詳しくは『稲生の戦い』で検索!_へ(´ω` )♬*゜)。
大阪でサミットが開かれるタイミングにこのような事態が発生し、手が空いているSPたちが彼らの接近警護を任され、武将たちの命を、そして歴史を守る……というお話です。
1人ならなんとかなりそうなのに、3人も来ちゃったからもう大変。
信長はすぐに刀を抜くし、晴信はどっかからか現代の情報を入手して楽しそうだし、景虎はSPであり主人公の千奈美が過去に愛した女にそっくりだからと夢中になるし。。。
でも、現代に来るとこんな感じなのかなーと、武将たちの驚く点や現代物への興味津々な感じとか、武将を見かけた現代人の反応とか、それから武将たちと現代人のかみ合わないやりとりとか……これらがめちゃくちゃ面白おかしく描かれていて……何度も吹きました。
電車で読むの危険!系の作品です。
( °ω°):∵グハッ!!
その中にも、ジーンとくる場面もあります。。。
信長がワガママ言って大阪城周辺を散策させてもらって、
「見れば見るほどに立派な城であるな。この城は誰が建てたのじゃ?儂(わし)と同じ時代に生きておる者か?いずれこのような城を建てる男が現れるか……。」
とSPを質問攻めにしたり、思いを呟くシーンとかもう複雑すぎて……
そして何より、信長はこの先待ち受けている運命とか、この城を建てた主の正体とか、それだけじゃなくてこの城が建つ頃にはもういないんだなぁと思うと、猛烈に泣けてきました。
……あれ…私、何だか歴女の世界に片足突っ込んじゃってる感じ?笑
本当は、歴史が変わっちゃうから、現代のものには触れさせないってことになってたんですけども……おほほほほ(;´Д`A ```
本当に面白い作品なので、武将系男子キニナル~!って方や、タイムスリップ系がお好きな方、ぜひぜひ店頭で途中まで読まれてみてください。
私も通勤中読んでるもので、あと半分くらい残ってます。
ここからの展開が楽しみです♡(*˙︶˙*)
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
昨夜、何気なくネットニュース見てて発見した記事↓
古川雄輝氏のラジオが始まるんだね!!
「古川雄輝 unknown radio」
文化放送にて3月30日(水)より
毎週水曜21時30分~22時00分
オンエア~+。:.゚ヽ(*´ω`)ノ゚.:。+゚
もーほんとに。
ラジオ聴けるように、環境整えておかねば♡←何を隠そう、わたくし、ふるぽんのファンでもあります……おほほほほー